帝王切開レポート(2日目・帝王切開当日・前半)
いよいよ時が来ました。
朝から絶食。
看護師さんが、特別に午前中だけどシャワー浴びてきていいよと
言ってくれたので、ここで髪も洗い、さっぱり!!
点滴開始
太い針の点滴。。。。
最初、左腕でチャレンジしたのですが、血管細い系の私、、、
看護師さんも苦戦し、失敗。
つぎ、右腕でチャレンジ、何とか成功?
(若干痛かったけどやり直したくなかったので我慢)
いざ手術室へ
当初、1時半から準備開始の予定が、
ヘルプの先生が早く到着したとのことで、30分早まり。
「心の準備全然できてねぇ~!!!!」と思いましたが、
ずっとドキドキしているよりかましかと思い
点滴ぶら下げて自らの足で手術室へ
真っ裸になり、自らの足で手術台に上り、準備が始まりました。
緊張Max!!!
麻酔
まずは麻酔。主治医の先生とヘルプの先生で手術をしたのですが、
横になって背中を極限に丸めた状態で、ヘルプの先生登場
「ジャア、ハジメルヨ セナカ マルメテ~」
まさかの日本語カタコト!!!!
どこの国の方なのでしょうか!!!!
心の中で少し焦りはあったものの、思いっきり背中を丸めたのに、
先生「アレ??? オカシイナ~ モウイッカイ」
まさかの失敗
先生「ハイ、下半身がポカポカしてきた?」
私「ぽかぽかです!!!」
と下半身がじんわりぽかぽかしてきて
力が入らない状態になりました。
事前の調べでは、麻酔めっちゃ痛かった~っていう人もいたみたいですが、
そこまで痛くはなかったです。
そりゃ針を刺すので痛いのですが、それよりも
大きいお中で丸くなるのがつらかったです。
あと、背中に刺されれるので変な感じでした。
私の場合、先生の
「あれ?おかしいな?もう一回さすよ!」
ってところが一番の恐怖でした。
まもなくしたら、血圧がかなり下がってきたみたいで、
エピネフリンてきなものを筋肉注射
そして、尿管を刺され、
ビニールシートで視界を遮られ、主治医の先生登場!!!
手術開始
事前の調べによると、麻酔が聞いているのか、
アルコールで冷たいかどうか確認されるって書いてあったのですが、
私の場合何もなく、
「じゃあはじめるよ~」って軽いノリで
消毒を塗りだす。
まぁ、冷たくなかったから効いてるのかなと自己判断。
冷たかったら全力で先生にうったえようと思ったけど、大丈夫でした。
でおもむろに開腹開始。
5分くらいで生まれるって思っていたけど
手術室にはもちろん私が見れるような時計はなく、
とっても長く感じました。
なんか、ものすごい引っ張られて、揺さぶられてる感覚はありました。
「だすよ~」
の声で、看護師さんが
「もうすぐ出てくるからね~」
と教えてくれて、
まもなく
「ふんぎゃ~~~」
娘誕生の産声が聞こえてきました。
娘の声が聞こえてくるまで、
今までの妊婦生活が走馬灯のように
映し出されていて、いざ、娘の声を聴いたときは
本当に感動しました。
涙がでてきました。
けれど、号泣するとおなかがひくひくして血が止まらなくなったらどうしよう
っていう不安で泣けなかった 笑
まずはお湯で洗うのと、体重を測定するので、なかなか娘の姿が見れず。
ようやく対面!!!
「元気な女の子ですよ。無事ですよ」
って言葉にとっても安心しました。
娘を見た瞬間は
「自分のお母さんの赤ちゃんのときに似てる」
というマザコン的思考がはたらいたのか、
でもとっても似ていました。
手を握らせてくれて、娘は旦那さんのもとへ。
そのあとから、何か、ペシペシゆらゆらされてる気が
先生「子宮の収縮が悪いな~。。う~ん。」
と言いながらゆらゆらされている。。。。
一気に不安になる私。
そして、まもなく「少し眠りましょうね~」
って笑気ガスを入れられ、眠る私。
手術が終わるころに徐々に夢のようなものを見ていました。
自分がこれから起こることから自分が死ぬまでの夢を見たような。
内容は覚えていないのですが、夢から覚めたらこの記憶はすべて消えてしまうのよって誰かに言われてそれから死ぬところから、暗闇に連れ去られて逆走馬灯のように超高速で今の時点に戻っていく様子を見ました。
言葉で表現するのは難しいけれど、絵にするのも難しい。どないやねん。
映像作る才能があったらいいのだけれど、そんな才能はないからお伝えできないのが残念。
とにかく、逆走馬灯で戻るときには、なぜかクラッシュバンディクーのテーマソングが流れていました。(超懐かしいけれど、それで遊んだことない。不思議)
そして、
ピッピッピッと自分の心拍数の音で現実に戻ってきました。
けれど、まだ意識がもうろうとしていましたが
ここで初めてヘルプの先生の顔を見ることに
見た目全然日本人!!!!!!どういう事~!!!!!
いまだにヘルプの先生については謎に包まれたままです。
娘も無事で、私もこうして生きて帰ってきた!!
という安堵があった気がします。
ここまででは、
帝王切開余裕だな!!!!!
という感想。
しか~し、帝王切開の真骨頂はここからだったのです。
余裕とかおまえさん、、、、あほか!!!と叫びたくなるような
つらいつらい後陣痛が待ち構えていました。
余計なことも書いていたら長くなってしまいましたので
地獄の後陣痛については次の記事にしたいと思います。